妊活中から産後まで
「よもぎ蒸し」との付き合い方
●妊活に「よもぎ蒸し」がおススメな理由
- 体の芯(子宮・内臓)まで温まるので冷え症を改善し、内臓機能が高まる。
- 血流が良くなることで子宮内に滞っていた老廃物の排出を促し、新鮮な酸素を含んだ血液が送られるようになる。
- ヨモギの蒸気を膣粘膜にあてることで、子宮や卵巣などの血液中にヨモギの持つ抗酸化成分を送り込むことができる。
- ヨモギの成分『シネオール』が精神状態を安定させ、リラックスさせてくれる。
- ヨモギの成分『ゲラニオール』は、エストロゲン同様の効果(子宮内膜を厚くする)で妊娠しやすい状態に!
●「よもぎ蒸し」を避けたほうがよい日
排卵後の高温期は避けましょう。
高温期は体温が上昇しているため、子宮を温めすぎると過度に血流が良くなり、受精しても着床を維持することができなくなってしまうからです。
●妊活中におすすめの「よもぎ蒸し」のタイミングと頻度
排卵前の低温期に体を温め子宮の血行を良くすることは、
①ホルモンバランスを整え、健康な卵子を排卵しやすくします。
②子宮内膜を厚くし受精卵を着床しやすい状態に導くことができます。
生理直後から次の排卵日までに4回くらいがおススメの頻度となります。
1週間に2回のペースをできるだけ守るようにしましょう。
よもぎ蒸しで重視したいのは、回数よりも適度な頻度で長く続けることです。
よもぎ蒸し(子宮ふんわりブレンド)+腸もみセラピー
セットがお得!
ヨモギを始めとする、子宮を育むブレンド薬草の香りに癒され、
体の芯まで温まったあと、30分間の腸もみを行います。
腹部全体の血流が良くなることで、妊娠に必要な内臓機能の回復や、
自律神経、ホルモンバランスが整うなどの相乗効果が期待できます。
●めでたく妊娠したら
妊娠初期のよもぎ蒸しは、流産や早産の可能性があるのでお勧めしていません。
安定期(16週目以降)、以下のような症状でお悩みの方には「足蒸し」をお勧めします!
• つわりや妊娠中のストレス解消、リラックスしたい
• お腹が張りやすい
• 体が冷えている
• 足がむくむ、だるさがある
• 腰痛、肩こり、股関節痛
• よい陣痛のために、または痛みの軽減に。
• 安産のために(子宮頸管の熟化=産道を柔らかくする)
●産後の肥立ちと「よもぎ蒸し」
出産でたくさんのエネルギーを使ったママの体…どれだけお産がスムーズだったとしても、母体に影響が出てしまうもの。
傷ついた子宮や産道からの出血を含む悪露(おろ)や、大きく膨らんだ子宮が元の大きさに戻る子宮復古など、妊娠する前の元の状態に完全に戻るまでには、産後からおおよそ6~8週間かかると言われています。
もともと「よもぎ蒸し」は、”産後の肥立ち”に良いからと韓国の家庭で妊婦さんが取り入れていた自然療法。だから安心して出産後のケアにご利用くださいね。
産後の「よもぎ蒸し」は悪露が収まり、1ヵ月検診で問題がなく、お医者様から入浴許可がでたらOKです!
ネコ科動物から感染するといわれる「トキソプラズマ」について
ご予約前に必ずお読みください
鼓邑やサロンには2匹の猫がいます。
「トキソプラズマ」は、妊娠中にはじめて感染すると胎児にも感染が及ぶ可能性があることからご不安に思われる方もおられることと思い、事前にご案内をさせていただきます。
当サロンの猫は完全室内飼いで外猫との接触や土壌に触れることもなく、食事はドライフードのみ与えておりますので、トキソプラズマに感染する機会はありません。
猫が感染源となるのは、『トキソプラズマに感染して2週間以内のネコ』のふんに含まれる原虫が口から入るか、目瞼結膜から入った場合のみで、空気感染や経皮感染はしません。また、ふんに含まれる原虫が感染能力を獲得するのは排泄されてから24時間経過してからです。排泄した際はすみやかに処理し、清掃者の手洗いを励行しております。
このように十分注意しておりますが、ご不安な場合は妊娠の可能性のある時期はご来店をお控えいただくか、トキソプラズマ抗体検査を受けたうえでご検討ください。
★当サロンのトキソプラズマ感染対策
・猫用トイレは、排泄後すみやかに清掃しています。
(万が一猫が感染していた場合、トキソプラズマが人に感染できる状態になるまで通常丸一日以上かかります。その前に必ず処理します。)
・作業後は手洗いを励行します。
・猫の餌として生肉は与えません。
・室外には出さず、土に触れたり、他の猫との接触させません。
妊娠中は猫を飼ってはいけないの?
トキソプラズマ感染症について
一般的に、妊娠すると体の免疫が下がる仕組みになっています。そのため、妊娠中は風邪や感染症にかかりやすい状態だと言えます。妊娠中に菌やウィルス、寄生虫などに感染してしまうと、生まれてくる赤ちゃんになんらかの症状がでる場合があるので、しっかりと予防することがとても大切です。風疹やC型肝炎、梅毒などのように妊婦検診時に検査するものもありますが、標準の検査に含まれていない「トキソプラズマ」について、正しく知って予防しましょう。
(参考)先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会
●トキソプラズマ症とは
「妊娠中は猫を飼ってはいけない」と聞いたことがありませんか?かと思えば、猫を飼っている妊婦さんもいらっしゃいますね。猫とトキソプラズマ…その関係は氣になるところ。
妊娠中に初めてトキソプラズマに感染すると胎児にも感染が及ぶ可能性があるということで予防が大切なのですが、猫が感染源にもなりうるので危険と言われているようです。問題なのは猫そのものではなく、(トキソプラズマに感染している)猫のふんであり、実際には、猫のふんよりも「生肉を食べること」の方がリスク大。猫がいる環境で必ず感染するというわけではないので、正しい知識をもって予防し、上手に付き合うことで感染を防ぐことができます。
●トキソプラズマ症の感染経路
- 加熱が不十分な肉(レアステーキや生ハム、ユッケ、レバ刺し、生乳など)から
※肉を切った包丁やまな板で生野菜の調理を行うことも注意が必要。 - 砂場やガーデニングなどの土いじりから
トキソプラズマに感染している猫のふんが砂場やお庭の土に含まれているかもしれません。土いじりをするときは、必ず手袋をするようにしましょう。 - トキソプラズマに感染している猫のふんから
危険なのは、『トキソプラズマに感染して二週間以内のネコ』だけです。猫が感染する経路は、生肉を食べるか、他の猫のふんからということなので、生肉を与えず、室内のみで飼育している猫はほぼ問題なしと考えられます。念には念を入れ、過度なスキンシップは控え、猫のふんや、ふんで汚れた土や砂に触れないように、猫ちゃんのトイレ掃除は家族にお願いするか、手袋&マスクを着用して掃除し、終わった後はしっかり手洗いをすることで防げるでしょう。
●トキソプラズマ感染症の抗体検査について
妊娠前に感染していて、すでに抗体を持っていれば問題ありません。
氣にしなければいけないのは、妊娠中に初めて感染した場合のみです。
ご自分がすでに感染して抗体を持っているのか、それともまだ感染したことがないのかは、トキソプラズマ抗体検査を行うことで調べることができます。妊婦検診の標準項目ではありませんが主治医に相談してみましょう。
〇検査結果が陽性だった場合
過去に感染し、すでに抗体を持っているのか、妊娠中に初感染したのか感染時期を調べる必要があります。
〇検査結果が陰性だった場合
妊娠中に初感染しないよう、上記の感染経路に十分留意しましょう。
参考:NHK生活情報ブログ
妊娠時 寄生虫 “トキソプラズマ”の危険
***以下、引用***
猫を飼っていること自体が危険なのでしょうか?
「加熱が不十分な肉を食べる」ほどのリスクはありませんが、念のため、妊娠中、猫のふんを扱うときは手袋をしたり、猫を外に出さないほうが安全です。万が一、妊娠中に初めて感染した場合も、胎児への感染のリスクを減らす対策があります。
飼い猫は危険?
外に出して土に触ったりネズミを食べたりしないで、家の中だけで飼う猫で人工の餌を食べているのであれば、感染はしていないと思います。妊婦の方が猫を飼っていけないということではありません。
妊婦の方で、気になる場合は検査を受けることが大切です。
鼓邑やサロン
-Komuraya Salonー
◎営業時間
10時 ~ 最終受付17時
【不定休・完全予約制】
※時間外もお気軽にご相談ください。
◎住 所
滋賀県大津市衣川3-2-10
(JR堅田駅より車で5分、徒歩20分)
※駐車スペースあり